公益社団法人 日本防犯設備協会

安全・安心なまちづくりをハード(優良防犯機器)とソフト(資格認定)で推進

重要なお知らせ 平成24年度以前に防犯設備士の資格を取得された方へ

2012年度(平成24年度)以前に防犯設備士の資格を取得された方(総合防犯設備士は除きます)については、これまで更新義務がありませんでした(任意の更新制度はあり)が、このたび制度が改められ、上記の方を含めすべての方に更新義務が課され、更新を受けなければ資格が失効することとなりました。今回の資格更新制度の改正の背景、目的及び改正骨子と、資格更新いただいた場合のメリットなどについてご説明いたします。是非、大切な資格を失うことのないよう、更新の手続きをしていただくようお願いいたします。

1.資格更新制度の改正について

2012年度(平成24年度)から資格更新制度を導入した目的は、①犯罪の手口、防犯機器の進化等に対する知識更新、②防犯設備士の所在確認等にありましたが、現実に、防犯設備士に求められる知識は増え、防犯設備士テキストの内容も大きく変わってきております。当協会では、資格更新時にスキルアップしていただけるよう更新テキストの改定等を行ってまいりましたが、資格更新を行っていただかないと当初の目的をはたせません。2012年度以前に防犯設備士の資格を取得した方については、当面の措置として任意の更新制度の活用を推奨してまいりましたが、同制度によって更新をされた方はごく少数にとどまっております。他方で、2012年度以降に資格を取得された方からは、同じ資格でありながら資格更新の義務が無い方がいらっしゃるのは不公平であるとの声も多数寄せられておりました。

このような背景から、更新義務をすべての資格取得者の方に課すとともに、併せて更新に伴う負担を軽減するべく、今回の改正を行ったものです。

改正の詳しい内容については、こちらをご覧ください。
なお、詳しい更新手続きについては協会ホームページの「資格更新手続きのご案内」をご覧ください。

【 改正の骨子 】

  • 1) 2025年4月1日以降に資格を新規取得または資格更新した場合は、資格有効期間を3年から5年に延長。
  • 2) 2026年4月1日以降、資格有効期間中に更新を行わなかったことによる資格停止期間は1年間とし、
    資格停止から1年以内に資格更新しない場合は資格が失効。
  • 3) 2026年4月1日以降、これまで資格更新義務が無かった方(2012年度(平成24年度)以前に資格を取得された方)にも
    資格更新義務が発生し、2026年4月1日以降3年以内に資格更新しなければ資格が失効。

2.資格更新を行った場合のメリット

  • 1) 資格更新テキストによって、犯罪の手口、防犯機器の情報更新を行えます。
    また、最新の防犯設備士テキスト(11,000円相当)を無償で進呈します。
  • 2) 防犯設備士(優良)を名乗れるようになります。

【 防犯設備士(優良)とは 】

  • 1) 資格更新を行い、資格更新時及びその後も継続的に最新の知識を取得しており、社会的信頼性が高い。
  • 2) 連絡先が明確であり、日防設から必要に応じて連絡することができる。

【 優位性を高めた内容 】

  • 1) 資格者証を一新し、一目で防犯設備士(優良)であることがわかる。
  • 2) 専用の名刺シールとネックストラップを使用することができる。

3.防犯設備士に求められるもの

防犯設備士の方は「防犯の専門家」として防犯設備の設計・施工・維持管理・防犯診断などの業務や警察や自治体などと連携した地域の防犯対策・安全安心なまちづくりにご活躍されています。そのため、犯罪情勢に目を配り、防犯設備やその運用などに関する新しい知識を絶えず入手して、的確な対応ができるよう日頃から切磋琢磨することが求められています。

4.メールマガジン登録のお願い

メールマガジンで協会情報誌「日防設ジャーナル」電子版の発行情報や、協会主催セミナーや防犯関連情報などを送信しています。メールマガジンの配信を希望される方は、「メールマガジン配信申込」からお申込みください。

5.連絡先の更新をお願いいたします

資格更新関連情報などお役に立つ情報を確実にお伝えしたいので、防犯設備士資格認定試験申込み時に登録された連絡先(住所、電話番号、メールアドレス、勤務先等)に変更があった場合には、「住所・勤務先変更」から変更届のご提出をお願いいたします。 また当時の登録内容が不明な方は、念のため変更届をご提出いただきますようお願いいたします。